角界を象徴する味、相撲取りの元気の源「ごっちゃんみそ」
ごっちゃんみそ(力士みそ)とは、にんにくや唐辛子で炒めた鶏ひき肉を味噌と砂糖やみりんで練り上げた肉みそのこと。 角界を象徴する味として昔から力士に親しまれてきました。 元々はスタミナが減る夏の場所や巡業で食欲増進のためにつくられたと伝えられています。 たくさん食べて体をつくらなければならない力士は食べることも修行の一つ。 夏バテや慣れない巡業先の食事で食欲が落ちているときでも、力士みそがあればごはんがおいしく食べられます。 力士たちにとってありがたい味方であり、いちばん安心して食べられる「部屋の味」なのです。
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